九州セミナー 報告

2014年12月16日

熊本県のくまもと森都心プラザでのセミナーは、当組合の常務理事である久保山史先生による「EPSセラピー診断法」についてでした。「EPSセラピー」では、治療の為にアプローチするのは、脳に対してである。身体のコントロールは随意不随意を問わず脳によって行われる。現在の所精神活動も脳内にて行われるという見解である。 脳には何らかの原因により、不調をきたした身体各器官を正常に戻す機能を有している。これは免疫系だけではなく、筋肉系(関節運動)にも働きかける。 脳波とは脳内で起きる電気活動であるため、不純物を多く含む水分の集合体である人体同士では容易に感電(同調)を起こす。このセラピーは患者に最低限の接触で済むため安全性が高く、負担が少ない治療方法である。筋肉系の疾患のみならず、内分泌系、内臓系、神経系疾患の一部にも有効と考えられる。

〇 身体可動軸の歪みによる体の変化

1 身体は三つの軸で可動する。複雑な身体動作も三つの軸の複合運動である。前後屈軸 側屈軸 廻旋軸

2 軸の歪みは同じ軸で動く関節に影響する。

3 身体軸は小さな力で動かす事が出きる。

※ 患者は、見せかけの良い姿勢をとろうとする。感覚のずれもあるので、自覚と他覚所見では違いが出る場合がある。筋肉は皮膚と違い一部分の痛みをその筋肉全体に痛みを伝える場合がある。軸の狂いにより筋肉の一点に痛みがあると全体に不調を感じる場合がある。以上のような身体の診方が出来れば、患者に自覚症状がなくても患者自身に身体の状態を伝え治療する医学的根拠ができる。この治療法だけで、すべての疾患が治癒するわけでは無いが軸を整えることで身体が治る準備が出る。その上で各自得意な治療法を行えば治癒率を飛躍的に上げることが出来、整骨院で扱う症例には全て対応でき、スポーツ選手のパフォーマンスアップ有効である。

 

 

福岡の天神テルラでのセミナーは、当組合の代表理事のご子息である済生会福岡総合病院整形外科の医師、木内正太郎先生による「整骨院に多い外来患者について」でした。

肘内障、上腕骨顆上骨折の違い、最近増加してきている大腿骨頚部骨折、肩関節脱臼その他、多くの症例を解説して下さいました。肩関節脱臼も整形外科では痛みがひどい場合は麻酔をして整復するそうです。重要なのは初検を重視するということでした。レントゲンを撮って骨折がないと思っても患者さんの痛みの激しさ、腫れの程度を考慮し、場合によってはCT検査をし診断を行うそうです。整骨院に多い腰痛ですが、足の痺れ、足の親指が曲がらない、動かしづらい場合は麻痺を起す可能性があるので無理な施術はしないようにとのことです。いずれにしても患者さんの状態を把握して適切な処置をして下さいとのことでした。